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杉モノレポート

杉モノレポートでは杉モノ・デザイン展にて開催された催し物などを記しています。
(クリックするとその記事のところが表示されます。)

2008.11.08 スギダラセミナー
2008.11.08 杉座談会
2008.11.09 ワークショップ1:すべすべ杉づくり
2008.11.15 フォリカン・レポート
2008.11.26 杉モノ・デザイン展に行ってきましたブログ集

2008.11.08 スギダラセミナー

喋りスギ企画であるスギダラセミナー。
50人を超えるお客様が白水のお家に集まっていました。
学生さんからデザイナー、建築関係の方、ちびっこまで盛りだくさんです。
着物を着てらっしゃる方もいらっしゃいました。古民家にぴったりですね。
私が見つけた限りでは博多曲物の柴田徳五郎さんも聞いてらっしゃいました。

さとうさん
セミナーの前に長尾さんと有馬さん、佐藤さんが挨拶。
スギダラ三兄弟の南雲さん、若杉さん、千代田さんが紹介されました。

セミナーを聞く人たち
まずは「スギダラって何?」というお話です。
2004年6月1日に産声を上げた日本全国スギダラケ倶楽部
なんと全国に800人以上の会員がいるのです。
(ちなみに私は会員番号260番です。)

まずはスギダラ基礎知識。
スギダライベントが各地で開催されていること、
月刊杉を発行していること、各支部があり支部ブログがあることなどを紹介し、
スギダラの歴史を超特急でお話です。

一番最初にスギダラのイベントとして行われた吉野ツアー。
北のスギダラ秋田支部による秋田ツアー
なんと秋田支部から菅原香織さんが来てくださっていました。
これがいまや窓山再生WS&デザイン会議までに大きくなっています。

小学校にあった学習林。
(私はそんな林があったこと自体知りませんでした。。。)
この学習林の手入れがなされておらず、スギダラメンバーで伐採をした時の話。
南雲さんが人一倍もくもくと木を切っていったエピソードなど、じーんときます。
「日本全国スギダラケ倶楽部」の活字が新聞紙上初めて登場したイベントでもあります。

そして、杉の出荷量日本一であり、スギダラメンバーが一番多い宮崎での活動。
新しい日向駅ができるのと合わせて行われた、
ふれあい冨高小学校まちづくり課外授業での夢空間屋台
南雲さん、若杉さん、千代田さんが先生となって、
子どもたちが出した屋台のアイデアを実際に作るという授業です。
実現に向けて内田洋行の方々が仕事が終わった後の時間に模型を作ったことや、
その模型とアイデアの絵との多少の違いに生徒からからダメだしファックスが来たお話。
宮崎支部の海野さんの指導で子ども達も屋台作りをしたそうです。
海野さん吉武春美さんも宮崎から来て下さいました。)
この活動がグッドデザイン賞を頂いたのに、トロフィーが一つしか送られてこず、
生徒の分がないじゃないかと先生は憤慨し、みんなの分のトロフィーが届いた出来事など。
とても楽しかったんだろうなぁという雰囲気がぷんぷん伝わってきました。
(こちらの講師座談会もご参照下さい。)

もう一つ、宮崎県北方町上崎地区で行われたワークショップでのお話。
かみさき物語と名づけられたこの活動。
上崎地区には橋が架かっていないために、
何十分もかけないと向こう岸へ渡れなかったのです。
その上崎に橋が架かる!そのためのワークショップでした。
その橋の手すりに地元の杉を使おうと決まって、
スギダラのみんなと近くの大学の学生も交え、
杉の玉切りから取り付けまで自分たちでやったのです。
そして、上崎を通る今や廃線になった高千穂線。
その高千穂鉄道にトロッコを走らせよう!と盛り上がり、
開通式のときにトロッコ運行イベントまで行われました。

そのほか、まちづくり大賞をもらったこと、
杉コレクション2005での今回の展示会のスタッフである杉の木クラフトの
溝口さんと池田さんとの出会いの話。
これがなければ、今回の杉モノ・デザイン展がなかったかもしれません。
(杉コレ2005での受賞作品も今回の物品販売のときに使われていました。)

こうやってスギダラはどんどんと広がっていったのでした。
スギダラの秘訣は、杉とお酒と踊り、そして人なのです。
今回の杉モノ・デザイン展と一緒ですね。

杉列車
さて、熱い熱いスギダラの話の後は、スギダラと内田洋行との関係の歴史です。
若杉さんは内田洋行のインハウス・デザイナーですが、
企業の枠組みにとらわれない自由な活動をしていらっしゃいます。
その関係から南雲さんとの展示会ON-HOT(officeはoff+iceだからon+hotにしよう)をなさったときからスギダラの火がつきはじめていたようです。
スギダラの親分南雲さんが杉の魅力に触れ、「大杉」を発表。
その後、東京デザイナーズウィークで「杉子」を発表。
東京リビングデザインセンターOZONEの展示会で、「杉太」を発表。

若杉さん 「杉太、杉子。なんて作るんですよ。普通ならふざけてますよねー。」
南雲さん 「にこにこ。」
聴衆一同  笑

今ではお馴染みの杉太くんも最初は衝撃的なデビューだったようです。

その後、若杉さんと千代田さんが内田洋行杉ダラ化をどうやってやっていったかが話されました。
内田洋行のオフィス家具に杉をちょっとづつ取り入れて、
大学、病院、企業に杉ファニチャーを納品していき、
内田洋行のオフィスを改装したり、
新築したりするときにすかさず杉を取り入れていました。

内田洋行の床材に杉を使い、手入れを自分達スタッフで行っているお話がありました。
そういう男女共同作業の後には、男女の愛が芽生える。。。とのことで。。。
(聴衆一同  苦笑)

社内をスギダラ化しているときに、先ほどの冨高小学校の話です。
内田洋行の部長に「あなたたちなんてステキな活動をしているの?!」と気づいてもらえ、
どんどんとスギダラの活動は加速していきました。
そして、今回の新作ASHIKARAの発表です。
ASHIKARAの足が二つで「ASHIKARAS(あしからず)」だそうです。(聴衆一同 笑)
ASHIKARAの足は内田洋行の製品で、板は全国の杉の木を使うのです。

このようにスギダラはとても楽しく、とても真面目なことをやっている団体なのです。
スギダラの活動にはこれからの日本に必要なことがいっぱい詰まっています。
私の文章と写真からじゃとてもじゃありませんが伝えきれません。
若杉さん、千代田さん、南雲さんの3兄弟の絶妙な話っぷりも含めて、
ほんとにほんとに面白いお話でした。
セミナーの最後には、みんなで「杉!きゅーっ!」とかけ声を挙げて終わりました。

ひとつひとつに思い出が詰まっていて、これ以上は書ききれませんので
もっと詳しく知りたい方はスギダラ歴史年表をご覧下さい。

★スギダラだけでなく、日本全国屋台ダラケ倶楽部もそろそろ立ち上がりそうです。
略して「ヤタダラ」です。こちらもよろしくお願いします。

2008.11.08 杉座談会

杉座談会はセミナーとはうってかわって、
畳に座り、お茶が配られ、ゆっくりと始まりました。

スギダラ3兄弟

セミナーだけを聴いた方達は、杉ってすばらしい、楽しいなぁと思っていると思います。
でも、悩みもたくさん。そういった悩みも楽しく変えていくのがスギダラです。

例えば、こんなことが話されていました。
・輸出材が減っているが、日本で杉が足りなくなる日がくる?!
・「杉(なんか)をデザインする必要がない。」とおっしゃる方がいる話。
・宮崎ではBtoB、BtoCはできているが、BtoPまでできていない。
 杉+はそれができている。
・ちゃんと子どもに伝えて来なかった大人の責任。
・使う人の価値観もレベルアップしていかなくてはいけない。

流通コストや地産地消などの悩みを解決しているのがASHIKARAの思想。
新作のAHIKARA、杉材は木青会と協力して供給されています。
利用される場所の近くに必ずある杉材を使って流通コストを押さえているのです。
いい杉が近くにあるのに遠くから持ってくる必要はないからです。

おそらく他にもたくさんの悩みとそれと同じぐらいの解決方法があるのです。
一人ではできないこともみんながいればできてしまいます。
スギダラはそんなパワーを持っているようです。

「何かするにはタイミングと勇気は必要だよなぁ。」と南雲さんがおっしゃっていたのがとても印象的でした。

2008.11.09 ワークショップ1:すべすべ杉づくり

杉モノ・デザイン展2日目。
なにやら外が騒がしい。。。くない。
やけに静かです。

スギコダマ作り
もくもくとケズッテマス、ケズッテマス、ケズッテマス。
ずーっと沈黙です。

スギダラメンバーが有馬晋平さんからご指導いただきすべすべ杉を作りました。
ある程度の大きさにカットされた杉を削って、磨いて、スギコダマを作るのです。

杉の目にそって削らないとガサガサっとなったりしてうまくいかないのです。
その上ちゃんときれいに削ってから磨かないと、
ごつごつやざらざらが残ったままになってしまうのです。
なので、沈黙。みなさん真剣です。

北の杉と南の杉では年輪の幅が違っていて、硬さも違います。
たぶん南の杉を削っていたワタシはやわらかさに参っていました。
そんなとき刃物の切れ味が悪いのでは?と、
TODAKAWOODの戸發気簀河原さんがなにやら持ってきました。
なんと砥石です。
切れ味の悪い刃物を研いでくれたのでした。
みんなの切れ味も悪かったようで、みんなの分も研いでくれました。

その後もガリガリガリ。ガリガリガリ。
削る音以外はあまり聞こえません。

最初は座ってもくもくと削っていた南雲さんですが、
いつの間にか移動して、立ったまま落ち葉の上で削っています。
「まだ形が見えないんだよぉー。」と、大量な削りカスです。
みんないつのまにか立ったままガリガリしています。
NHK佐賀の「さが夢追い人」コーナーを撮影している方も参加されていましたが、
こんなに静かじゃ放送事故になるんじゃないかと私は密かに心配していました。

ある程度形になった人たちは磨きに入ります。
紙やすりを3種類使って丁寧に磨き上げていきます。
これまたガサガサ。ガサガサ。
磨く音。

あっという間に2時間経過。

さて、どんなのができたのでしょうか。
この時出来上がったスギコダマたちはこちらをどうぞ。
スギダラのスギコダマ

2008.11.15 フォリカン・レポート

folikan
フォリカンを僕らに繋いでくれたのは、
大川家具業界の中でも異彩を放つIWAI家具のイッセイ君だった。
彼とは共通の友人も多く、
以前IWAI家具でフォリカンのライブがあった事は噂ではよく聞いていたので、
彼の紹介によって、フォリカンと繋がる事ができたのです。(仲間って大事!)

fue
そして、これもIWAI家具のイッセイ君の紹介で、
杉の楽器を作れる作家さんも紹介してもらえた、
それは、ハイセンスなおもちゃ作りで有名な飛鳥工房さん。
いきなり、紹介してもらって、あやふやな企画の話なのに、
社長と奥さんのミキさんは、快く僕らの企画にノってくれた。
(この出会いは、かなり杉モノデザイン展を華やかにしてくれる要素になったと、
僕は思っている。)
そして、企画展当日には、素晴らしい杉の打楽器、そして杉笛を制作してくれていた。
そのデザインはどれもとても素晴らしいモノ達だったのです。

そんなこんなで、フォリカンとアポをとり、演奏のための楽器を作ってもらい、
ライブ一つにしても、様々な仲間に協力してもらった。

ただ、本展の「杉」企画の広告訴求は充分に出来たのだけど、
ライブの告知力が弱かったと反省している。
しかも、当日は雨で、客足は遠のいていた。
やはり田舎でのイベントは、天候にかなり左右されるものだと思い知りましたね。

ライブ当日は、お客さんは50人ぐらい集まったでしょうか。
その大半が、日頃、仲良くしてもらっている仲間が来てくれていた。
条件が悪い時でも、こういった仲間達は喜んで来てくれたのです。
本当に有り難い。

folikan
午後7時過ぎにライブはスタート!いつもは酒蔵でライブをするのですが、
今回は杉モノ展示のため、茅葺き民家でのライブでした。
演奏のステージは約15畳程の土間、
お客は土間を上がった畳で見てもらう事になりました。

ジャンベ(アフリカン太鼓)、アフリカの木琴、
そして杉で出来た打楽器を巧みに操りながら、
独特のアフリカン・グルーヴが厳木の古民家に渦巻いていた。
ちょっと、フォリカンの衣装やそのトランス・ミュージックに
お客さんは呆気にとられていたかもしれませんけど・・・。

一曲ごとに、MCを交えながら展開されたステージは、
後半が大いに盛り上がる事になった。
今まで木琴を叩いていた女性のメンバーが、
突如、リズムに合わせてお客さんの中心に入り、踊り出したのだ。
これはかなり衝撃的で、感動的だった。
今まで、音楽のパフォーマンスの素晴らしさは、
様々なライブで経験済みだったけど、ダンスを見て感動したのは初めてだ。
そして、だんだん興がノッてくると、友人達が飛び入りで踊り出した。
そして、3人目が、それまで僕の隣でライブを見守っていた、
おにぎり屋の田中戸ことアキ君だった。
いつの間にか、畳に上がって、それまで踊っていた彼等以上に、
素晴らしいダンスを披露してくれた。
その即興的なダンスに僕も触発され、一つ余っていた太鼓を拝借して、
ぼくもリズムでセッションさせてもらった。
いやー最高な夜でした。これがあるから、ライブはやめられないんですよね。

予想外の感動的な事件が、杉モノのライブで起きたのでした。

いやー雨が降って、お客が集まらず一時はどうしようかと思っていましたが、
終わってみると内容の濃いご機嫌なライブだったのではないでしょうか。

ユキヒラ・モノデザイン事務所
長尾 行平

2008.11.26 杉モノ・デザイン展に行ってきましたブログ集

たくさんの方が会場に来られておりましたが、
たくさんの方がブログに感想やらなにやらを書いてくださっています。
どこをクリックしてもステキな写真があふれ出てきます。
ぜひともご覧下さい!(順不同です。)

樹の森から〜木製スイッチプレート〜 杉モノ・デザイン展 スギダラ・レポート 銑
スギダラ家の人々 杉モノ・デザイン展その1、その2
デザイン散歩 杉モノ・デザイン展1〜3
木のおもちゃ 飛鳥工房 杉モノ・デザイン展その2
風月の画家への道すがら 杉モノ・デザイン展
「裏トモ日記」 杉モノ・デザイン展へ
NAGUMO DESIGN 行ってきました。杉モノデザイン展『杉+』
年上女房の子だくさん 杉モノ・デザイン展
N'sLOGUE 杉モノ・デザイン展
「子供を育てる、家を造る」三宅建築工房 杉モノ・デザイン展にて
おひさまとかぜ 杉モノ・デザイン展
SUNAO_lab 杉モノデザイン展に行く
若旦那日記 スギだらけな9日間 杉モノデザイン展行って来ました。
株式会社 安成工務店 【総合企画】暮らしを杉だらに?!・・・
フタバ日和 『杉モノ・デザイン展』 おにぎりや『田中屋』
井徳屋興兵衛 興ベエのブログ 200年の茅葺民家と酒蔵の杉モノデザイン展
海杉 木材コンシェルジュ 杉モノ+
九州フィールドワーク研究会・計画情報 こちら
堀田貴子 レシピな日々 スギダラけ
みね建築工房的な日々 あたたかい杉の良さ
20's⇒30's 杉モノ
佐賀 書道教室 ひろこの書 杉モノ・デザイン展
かやぶき屋根と煉瓦の煙突 杉モノデザイン展開催中 お礼
bookmountainの日々 蔵へ
オビダラ日記〜飫肥杉ダラケのまちづくり〜 飫肥杉化
若旦那の今日を唄ってみようか! 杉モノ・デザイン展
unjour Sat.11.15.2008
新着情報
Contents
Profile
作家さんが来られる日
11月8、9日
・柴田徳五郎 さん(8のみ)
・IWAI家具さん(8のみ)
・南雲勝志 さん
・若杉浩一 さん
・TODAKAWOOD さん
・おひさまとかぜ さん
・簀河原 淳 さん
・樹の森 さん
・飛鳥工房さん
・杜のうつわさん
・青柳インテリアさん(9のみ)

11月15、16日
・樹の森 さん
・TODAKA WOODさん(16のみ)
・おひさまとかぜ さん(16のみ)

会期中ほとんど
・杉の木クラフトさん

会期中毎日
・有馬晋平さん
協力企業・協力団体
Others